キャリアプランの書き方

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大学生から立てたいキャリアプラン

就職活動をしていると、セミナーやハウツー本などでよく「キャリアプランを描こう」といったことが書かれています。

「キャリアプラン」は転職などの場面でもよく出てくる言葉なのですが、まだ就職をしたことがない大学生のうちからでも十分に立てていくことはできます。

企業面接の場面でもいきなり「あなたのキャリアプランを教えてください」といった難しい質問をされることもありますので、就職活動をする動機付けのためにも早めに作っておくことをおすすめしたいです。

キャリアプランを作る時の基本としては、近い未来・少し遠い未来・遠い未来という三段階で自分のこの先についての理想像を考え、それに適した行動とはどういったものかということを具体化していくということがあります。

まずはその3つのうちもっとも書きやすいものから書き出していって、そこから前後のつながりを考えていくやりかたにすると将来についての展望が少しずつ見えてきます。

積み重ねをしていくことがキャリア

しかし将来のことを考えるといっても、現実の見通しのない理想だけを並べていてはいけません。

例えば理想として10年後に医師になって病院を経営していたいという夢があるとしても、そもそも大学で別のことを専攻していたりしていては思っているだけで実行可能性は全く考えられません。

すぐにはっきりした職業を思いつくことができないという場合でも、「結婚をして子供が何人ほしい」「戸建住宅を購入したい」といったことを想定するだけでもなんとなく将来に向かってしていくべきことは何かということが見えてきます。

自分は今どういった職業に興味があり、それを10年続けた場合どのくらいのレベルになっていたいかということでいけば自然と最初に就くべき仕事も絞れてきます。

実際に就職をしてからどんな道をたどっていくかということは誰にもわかりませんし、もしそうなったらキャリアプランを書き換えるということもできます。

まずは実行可能な範囲での自分の将来について考えを深めてみましょう。