オープンキャンパスで進学したい大学を決めよう
オープンキャンパスとは
一般的に「大学を見学する」という認識で使われているオープンキャンパス。
大学を見学するという意味自体に間違ってはいないのですが、この捉え方だと、大学に合格するために、少しでも勉強の時間を作りたい受験生からみれば、「大学を見学するだけならその時間を勉強に費やした方が良いかな」と思ってしまう方も多いと思います。
大学が用意している資料やパンフレット、大学の公式ホームページなどを利用して手軽に情報が入手できる現代では、直接見学してみる時間がもったいないと感じる方はいるかもしれません。
オープンキャンパスは志望する大学の見学に行くという意味の他に、その大学を見学した上で、将来の自分にその大学が適しているかを判断する機会と時間を設ける目的も含まれています。
大学選びはどうする?
実際にどうやってオープンキャンパスをする大学を選べばよいのでしょうか。
オープンキャンパスを行こうと考える人は行こうか迷っている人に比べて、将来自分がどのようになりたいかの将来像がハッキリしている人が多くあります。オープンキャンパスに行こうと考える人は自分が学ぶ大学の環境やサークル活動などの大学生活と自分の将来像がマッチしているかを判断するのです。他にも、一般的に4年間から6年間と長い時間をその大学生活に費やす為、最適な環境下で学びたいものですよね。
もし、将来何になりたいかまだ明確にイメージを描けていない場合は、自分が何に興味や関心をもち、何が得意なのかなどを、一度自己分析を通して将来像を明確にしてから、大学を選ぶ手段も考えられます。学費も決して安くはありませんので、何も考えずに入学するよりは、具体的にその大学で何を学びたいかを意識しましょう。自分の将来を明確イメージすると適切な大学を選ぶ幅は広がるでしょう。
オープンキャンパスを開催してる大学の探し方
かつては、学校の進路指導室などに足を運んで、大学やオープンキャンパスの資料集めをする学生も少なくありませんでしたが、インターネットが進歩した時代においては、気軽に情報収集が行えるようになりました。オフィシャルのホームページやオープンキャンパス情報の専用サイトを通じて、大学への資料請求などを行うことが可能です。
しかし、無作為に資料請求を行うと、選択肢が増えすぎて迷いが生じることもしばしばです。そのため、生活や勉強に支障の出ない範囲で応募をするのが理想といえるでしょう。
オープンキャンパスに行ったら何をする?
オープンキャンパスに参加する場合、貴重な体験ですので、色々吸収できるように事前に準備をしておきましょう。
例えば、在学生に質問する項目を事前に考えておき、その大学生活で何が学べるのか、どのような特色のある大学かをチェックする方法も良いでしょう。資格取得の制度を設けているか、留学制度を採用しているか、講義の内容や就職のサポート状況など、直接大学に行けば、沢山の情報が得られます。
また、在学生には様々な価値観を持っている人が多いので、新しい出会いにも繋げられます。
進路についてできるだけ早めに意識し、資料やインターネットでは得ることのできない情報を収集する事が、オープンキャンパスを通して得られるようにしましょう。