大学院ってどんな学校?

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大学院とは

卒業後の進路をどうするかといった話題になったとき、大学院への進学を希望している人も少なからずいますよね。

大学院って何なのか、学部と何が違うのか、気になるけど周りは普通に知っている感じで聞きづらい…なんてことはないでしょうか。

大学院は一言で言ってしまえば、学部を卒業した人が更に深い研究をするための場所です。

おそらく多くの人がイメージしているものと大きな違いはありません。

しかし、大学院にもいくつか種類があるので、まとめてみました。

学部卒業後の進路の一つとして視野に入れるためにも、参考にしてみてください。

 

大学院の種類

大学院には大きく分けて4つの種類があります。

学部を持っている大学院、独立研究科、大学院大学、専門職大学院です。

学部を持っている大学院であれば、大学院が同じ敷地内にあることもあるので、直接大学院生と接したり話をしたりする機会もあって、大学院のイメージを持ちやすいかもしれませんね。

他の大学院に関しては独立しているので、研究機関というイメージが強いかもしれませんが、おおむねそのイメージで合っています。

大学院に進学するメリット

大学院に進学する理由をメリットから考えてみましょう。

  • 高い専門性が身につく

学部ではあくまでも学ぶことを主軸にしていますが、大学院では研究することが主軸になります。

より高度な研究や特定の分野に集中して思考する時間や環境があるので、専門性を高める上ではほぼ必須の環境でしょう。

  • 就職の幅が広がる

専門性が学部卒と比べて高いので、専門性を求められる職業の求人にも応募しやすくなります。

理系の有名企業などでは大学院修了が条件となっている場合もあるほどで、働きたい企業の募集要件次第では大学院進学をする必要があります。

  • 初任給が高い

他のメリットと共通していることですが、やはり専門性の高さは大きなメリットで、待遇の面にも反映されやすくなります。

学部卒と比較すると初任給が高い傾向にあります。

大学院に進学するデメリット

  • 社会人としてのスタートが遅れる

学部卒と比べると、最短でも2年遅れでのスタートとなります。

社会経験の差は数年でも大きく開きがでます。

学部卒が社会人3年目の頃に社会人デビューすることを考えると、無視できない遅れとなります。

  • 学費がかかる

大学院で学ぶためには相応の学費が必要になります。

デメリットというよりは注意点ですが、奨学金などを利用する場合は計画的な利用を心がけましょう。